共働きじゃなきゃ無理?子育て費用3000万円は“月6~8万円”で叶えられる

資産計画

こんにちは!つなです。

7年で資産1000万円に到達し、現在は「正社員脱出」を目標に活動しています!

突然ですが、「子ども一人育てるのに3000万円かかる」そんなニュースを見て

つな
つな

やっぱり正社員を辞めるのは無理かも…

そう思ったことはありませんか?

私もまさにその一人でした。

教育費、養育費、老後資金…と考えるたび、「正社員を辞めるのは無理」と、未来の選択肢を自分で狭めていました。

でも実はこの“3000万円問題”、正しく知り、具体的に分解していくことで、無理のない金額で備えることができるんです。

この記事では、共働きじゃなくても安心して子育てができる「現実的なお金の準備方法」と、働き方を自分で選べるようになるためのヒントをお届けします。

この記事でわかること
  • 教育費・養育費3000万円の正体と「月6〜8万円」で備える方法
  • 出産後も安心して“働き方を選べる自分”になるためのマネープラン
  • 資産1000万円を築いた筆者のリアルな家計管理術

子どもに3000万円?将来に不安を感じるのは当たり前

3000万円の内訳は?教育費+養育費の現実的な中身

よく「子ども一人育てるのに約3000万円かかる」と言われますが、これは教育費(幼稚園〜大学)と生活費(食費や被服費など)を合算した数字です。

ざっくり内訳を出すと、こんな感じです。

項目公立中心の場合私立中心の場合
養育費(生活費)約1,310万円約1,310万円
教育費約541万円約1,830万円
合計約1,851万円約3,140万円

【養育費の試算】

試算方法: 月平均6.1万円 × 12ヶ月 × 18年 = 約1,310万円 

出典: 内閣府「インターネットによる子育て費用に関する調査報告書(平成22年度)」

【教育費の試算】

  • 公立の場合: 幼稚園〜高校までの学習費総額 約541万円
  • 私立の場合: 幼稚園〜高校までの学習費総額 約1,830万円

出典: 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」

つまり、教育方針や生活レベル次第で大きく変わる数字ということ。

私は「公立中心で工夫する派」なので、3000万円フルに必要とは考えていません。

それでも不安がゼロになるわけではないので、現実的な備え方を模索してきました。

「正社員じゃなきゃ無理」と思わせる情報の落とし穴

職場では、「子どもができても正社員に戻らないと生活できない」という空気が当たり前でした。
産休後に戻ってくる同僚たちは、みんな「お金がないから…」と当然のように復職。

私も「扶養内で働くなんて甘いのかな」と悩んでいた時期があります。

でもそれは、正確な数字やシミュレーションを知らなかったからこその不安でした。

「月6〜8万円」で養育費と教育費は現実的に賄える

実際のシミュレーション(月8万円×18年)

例えば、月8万円を18年間積み立てた場合、以下のようになります。

  • 8万円 × 12ヶ月 × 18年 = 1728万円

これに児童手当(0〜18歳で240万円)や、ボーナスからの一部貯金、奨学金、高校の授業料無償化制度、幼児教育・保育の無償化制度の活用などを加えると、養育費と教育費は到達可能な数字になります。

つまり、子どもが生まれてから計画的に積み立てれば、正社員じゃなくても十分にカバーできるんです。

妊娠前〜出産後に備える「3つの準備期間」

子育てに必要なお金を段階的に備えるためには、以下のようなフェーズに分けて考えるのが有効です。

1.妊娠前:収支の仕組みを整える時期

  • 固定費削減(格安SIM、ネット回線見直し)
  • 家計管理アプリ(マネーフォワードME)で収支の「見える化」
  • つみたてNISAで老後資金に備える

2.妊娠中:制度を知って賢く備える

  • 出産一時金、医療費控除、児童手当などを確認
  • 自治体の支援(紙おむつ・ベビーグッズ助成など)も活用

3.出産後:児童手当+働き方でバランスを取る

  • 子どもの教育方針を決める
  • 教育方針に沿ったマネープランで働き方を考える

出産後の選択肢を増やすために、いま始めたいこと

資産形成の第一歩は「固定費の最適化」から

私が貯金体質になった最大の理由は、「頑張らずにお金が貯まる仕組み」を作ったから。

  • スマホは格安SIM
  • インターネット回線の見直し
  • ふるさと納税で食費・日用品を軽減
  • 楽天市場・楽天カード・楽天証券・楽天銀行を連携し、ポイント集約

そして、スーパーやドラッグストアも1店舗に絞り、ポイントを分散させない工夫もしています。

これだけで、自然と月に数万円の差が生まれるようになり、使うツールを絞ることでそれぞれを確認・管理する時間が減りました。

月数万円の投資で“将来の選択肢”をつくる

私は投資初心者でしたが、「知らないから怖い」と気づいたことがきっかけで、お金の勉強をスタート。

現在はつみたてNISAで月10万円を投資し、老後資金をコツコツ積み上げて準備を進めています。

新NISA制度が始まり毎月の投資額を増やしたので、出産後に積立投資をストップしても60歳時点で老後資金2000万円の準備が整っている予定です。

投資を始めたことで、「働き続けなければ将来が不安」という思い込みから少しずつ解放されました。

いきなり月10万円の投資はハードルが高いと思います。

まずは家計管理で余剰資金を作った上で、月5000円、1万円とステップアップすることがおすすめです♪

1000万円の資産があれば、「自分で働き方を選べる私」になれる

共働きで貯めた1000万円が「人生のセーフティネット」に

現在、私たち夫婦は別財布で生活し、毎月共有口座に10万円ずつ入れて家計管理しています。

この仕組みに加え、ボーナスは全額貯金・投資に回すことで、自然と資産1000万円を達成しました。

意識的に節約していたわけではなく、「予算内で楽しむ」スタイルを徹底していたら、気づいたら貯まっていたという感覚です。

この1000万円があることで、「もし仕事を辞めてもなんとかなる」という安心感が得られています。

「正社員じゃなくても大丈夫」な未来をつくる選択肢

私の理想は、出産後は扶養内で在宅ワークをしながら、子どもとの時間も大切にする働き方

以前は「それは夢物語」だと思っていましたが、資産形成やパートナーとの価値観の共有によって、現実的な選択肢になりました。

「数字ベースで話す」ことが、夫婦間の不安や誤解も減らしてくれました。

まとめ|未来の不安は「見える化」と「分解」で味方にできる

「子どもに3000万円」という言葉に、不安を感じるのは当然です。
でもその不安は、見える化し、分解し、仕組みに変えることで“味方”にできます。

正社員だけに頼らない生き方も、自分で選べる未来も、少しの準備と行動で実現可能です。

「やっぱり無理かも」と思っている今こそ、人生の選択肢を広げるチャンスかもしれません。ぜひ今日から、できることをひとつ始めてみましょう!

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